就活生に送る「もっと早くやっておけばよかった事」
本日はこのお題について考えてみたいと思います。書いていて思ったのは就活生へのメッセージみたいになってしまいました。
もっと早くやっておけばよかったと思う事
私の答えは「学校で習わない事への勉強」です。これは個人的な見解も大きいのですが、社会に出てから必要な能力は「学校で習う学力」よりも「学校で習わない能力」の方が重要になってくると感じています。
物価高で生活の苦しいこのご時世、高い給料を得るとか、副業で稼ぐということを考えるのであれば、この学校で習わない能力が必須になってきます。なので頭でっかちに普通の勉強ばっかりやるのではなく、「もっと早くにいろんなことを幅広く勉強・経験しておけばよかった」と思います。
社会に出てから必要な能力というと漠然としていてわかりにくいですが、就職活動をイメージするとわかりやすいと思います。企業も社会で通用する人材を採用したいので、必然的にこの能力が高い人が採用されていますね。
ということで社会で必要とされるのが「コミュニケーション能力やプレゼン能力、新たな発想力」など、英数国理社では学ばないことが大事になります。もちろん基本的な脳のベースを作ると言う意味では学校のお勉強も最低限やっていることが必要にはなります。そのため就活でも「学歴」と言うのは初めのエントリーシートで見られる部分になっているのです。
ちなみに「勉強しかできない京大生」よりも「社会人力の高い地方国公立生」の方が就職活動では有利になると思います。というか私であれば後者を採用しています。
就活生は今から何ができる？
就活生に向けて端的にすぐにでもできることをいくつか挙げておきます。
どの内容でも企業からすればマイナスポイントになることはありません。
- バイト
- サークル活動
- 留学
- 起業
- 1時間話せる深い趣味を持つ
まず初級編としては「バイト」「サークル」ですね。これは企業からすると「最低限の対人能力を有している」ことや「集団生活においてどのような役割ができるのか」という部分を見ることができる要素になりますので、話のネタにできるように1つはそれぞれ経験しておきましょう。
次に上級編として「留学」「起業」になります。留学においては、近年海外進出をする企業が増えており、国内だけの会社でも「英語」が必須能力になりつつあります。そのため留学経験というのは就活において大きなプラスポイントになります。
「起業」は正直難しすぎます。学生ベンチャーが多くなってきてはいますが、そんなことをするのはごく一部の学生でしょう。ですが「起業」という言葉を軽く捉えて、「自分でお金を稼ぐ仕組みを考えて実行していた」で十分です。それこそ「ブログで高高収入を少し得ていました」でも十分です。これは社会のお金の仕組みを自ら学び、世の中のニーズを把握してそれを提供することでお金を得る。小さな収益でも立派な「起業（みたいなこと）」です。就職活動においては大きなプラスポイントになります。
最後は「1時間話せる趣味」ですが、これは「バイトもサークルもやっていないよ。。。」という学生向きです。一番避けないといけないのは、何も特徴のない学生。と認識されるのが最悪なので、「自分の趣味を極める」というのが有効な手段になります。これをいいように言い換えると「物事を深くまで探求することができる人材です」と就活でのアピールに使うことができます。昔であればその題材がゲームではダメだったかもしれませんが、今はeスポーツがあるようにゲームも立派な趣味・仕事の一つとして認識され始めているので問題ありません。
まとめ
ということで最後の方は就活生へのメッセージになってしまいましたが、私の考えは以上になります。
今大学生の方は学業以外の部分で自分の能力を磨いてみてください。
今小学校・中学校・高校のお子さんがいらっしゃるご家庭は、学業だけでなく幅広いことを学ばせてあげてください。それが成功にはつながらなくても失敗であることはありません。
ということで「もっと早くやっておけばよかったこと」私の答えは「学校で習わない事への勉強」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
